楽天カードはVisaとMastercardどっち?4ブランドの選び方
楽天カードを申し込むとき、最初に迷うのが国際ブランドの選択です。先に全体像を言うと、VisaとMastercardのどちらを選んでも、年会費・ポイント還元率・保険は一切変わりません。差が出るのは海外での使いやすさとブランド特典、そして「あとから気軽に変更できない」という一点です。順に見ていきます。
どのブランドでも変わらないもの
まず安心してほしいのは、ブランド選びで損得が生じる部分はほとんどないことです。次の内容は4ブランドすべてで共通です。
- 年会費永年無料
- ポイント還元率1%(100円につき1ポイント)
- 海外旅行傷害保険の補償内容と付帯条件
- タッチ決済対応
つまり「JCBにしたせいで還元率が下がる」といったことは起こりません。国内で使うぶんには、コンビニでもスーパーでも4ブランドとも問題なく決済できます。迷いどころは海外利用と特典だけに絞られます。
4ブランドの特徴を比較
公式サイトのブランド解説をもとに、それぞれの強みを整理します。
| ブランド | 加盟店の規模 | 特徴 |
|---|---|---|
| Visa | 世界200以上の国と地域、1億店以上 | 160種類の現地通貨に対応。韓国・ハワイなど人気観光地の優待 |
| Mastercard | 世界210以上の国と地域、1億カ所以上 | 世界40都市以上で使える会員限定プログラム「Priceless.com」 |
| JCB | 世界約4,100万店(2022年9月末時点) | 国内の協賛サービスが充実。ディズニーやUSJの貸切イベント招待など。海外は日本語対応の「JCBプラザ」 |
| American Express | 世界約6,000万カ所 | 「アメリカン・エキスプレス・コネクト」のブランド限定優待 |
数字を見ると、加盟店の広さではVisaとMastercardの2強です。この2つはどちらを選んでも実用上の差はほとんどなく、Priceless.comのような特典に魅力を感じるかどうか程度の違いと考えていいでしょう。
JCBは加盟店数こそ見劣りしますが、方向性が異なります。国内の大型加盟店との協賛やディズニー・USJ関連のキャンペーンなど、日本で暮らす人向けの特典が厚く、海外も日本人に人気の渡航先を中心に展開しています。国内利用が中心で、行くとしてもハワイ・グアム・アジアという人なら、JCBプラザの日本語サポートも含めて悪くない選択です。
選び方の目安
利用シーンごとに整理すると、こうなります。
| こんな人 | 向いているブランド |
|---|---|
| 海外に行く予定がある・行き先が読めない | Visa または Mastercard |
| 国内中心で、ディズニーやUSJの特典に魅力を感じる | JCB |
| ブランド独自の優待を使い込みたい | Mastercard(Priceless.com)や American Express |
迷ったらVisaかMastercardを選んでおけば、使えなくて困る場面はまず生じません。逆に、明確な目的(ディズニー特典が欲しい、Amexの優待を使いたい)があるなら、そのブランドを選ぶ理由になります。
あとから変更できない点だけは注意
ブランド選びで唯一慎重になるべき理由がこれです。楽天カードは、あとからブランドだけを変更することができません。変更するには現在のカードをいったん解約し、新規に申し込み直す必要があります。カード番号も有効期限も新しくなるため、公共料金やサブスクの支払いに登録している場合は、すべて登録し直しになります。
どうしても複数ブランドを使い分けたい場合は、解約せずに異なるブランドの2枚目カードを追加する方法があります。楽天カードは2枚持ちができるので、たとえば1枚目Visa・2枚目JCBという組み合わせも可能です。
なお、家族カードのブランドは本カード会員と同じものになります。家族が別ブランドを希望しても家族カードでは選べないので、その場合も2枚目や本カードの新規作成を検討することになります。家族カードの仕組みは家族カードの解説記事で詳しくまとめています。
海外旅行で使う予定がある人は、どのブランドでも海外旅行保険の補償内容と利用条件が同じである点も確認しておくと安心です。保険は自動付帯ではないため、ブランド選び以上に利用条件のほうが重要になります。
よくある質問
ブランドによって年会費やポイント還元率は変わりますか?
変わりません。年会費永年無料、100円につき1ポイントの還元率、海外旅行傷害保険の付帯条件は4ブランド共通です。違いが出るのは使える店舗の範囲とブランド独自の特典です。
あとからブランドだけ変更できますか?
できません。ブランドを変えるには現在のカードを解約したうえで新規に申し込む必要があり、カード番号や有効期限も新しくなります。公共料金などの登録変更が発生するため、最初の選択が重要です。
JCBを選ぶと海外で困りますか?
行き先によります。JCBの加盟店は世界約4,100万店(2022年9月末時点)で、日本人に人気の渡航先を中心に展開しています。アジアやハワイ、グアムでは日本語対応のJCBプラザも使えますが、それ以外の地域へ行くことが多いならVisaかMastercardのほうが無難です。
家族カードは別のブランドを選べますか?
選べません。家族カードのデザインと国際ブランドは本カード会員と同じものになります。別ブランドが必要な場合は、2枚目のカードとして異なるブランドを追加する方法があります。
本記事の情報は各カード会社の公式サイト・規約をもとに作成しています( 楽天カード: 2026年7月時点 )。年会費・ポイント・保険などの条件や規約は予告なく改定されることがあります。
最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください: 楽天カード公式サイト