エポスカードのキャッシング|金利18.0%と返すときの手数料

本ページはプロモーションが含まれています。

エポスカードのキャッシングは実質年率18.0%です。ただし利息のほかに、エポスATM以外の提携ATMでは借りるときも返すときも110円か220円がかかります。同じ3万円でも借りた日によって利息がいくら変わるのか、返済が1回遅れると何が起きるのかを、公式の条件から整理しました。

目次 11項目
  1. 利息は「元金残高 × 18.0% × 据置日数」で決まる
  2. 1回払いを選べるかは、借り方で決まる
  3. 手数料は借りるときだけでなく、返すときにもかかる
  4. 返済が1回でも遅れると、残りの全額を求められる
  5. 同じ3万円でも、借りた日で利息が2割強変わる
  6. 早く返せば利息は減る。ただし当月分の請求は別に来る
  7. 返す場所によって、できることが変わる
  8. 海外キャッシングは全て1回払い
  9. 借りる前に確かめておきたいこと
  10. この使い方なら、キャッシングは向かない
  11. よくある質問
年会費 永年無料
家族カード —
ETCカード 無料
基本還元率 0.5%
ポイント エポスポイント
国際ブランド Visa
海外旅行保険 最高3,000万円(利用付帯(出発前の届出・手続き不要))
発行会社 株式会社エポスカード

利息は「元金残高 × 18.0% × 据置日数」で決まる

まず費用の骨格です。会員規約の第12条と貸付条件表が定めている内容をまとめます。

項目エポスカードのキャッシング
実質年率18.0%(規約は金融情勢等の事情により変更することがあると定める)
利息の計算式元金残高×18.0%×据置日数÷365日(うるう年は366日)
遅延損害金年20.0%
返済方法リボ払い、1回払い
担保・保証人不要
事業資金としての融資できない
利用使途定めていない

利息は日割りで計算されます。年率が同じである以上、支払額を左右するのは借りた額と、返すまでの日数の2つだけです。

その日数の数え方に、読み飛ばしやすい区別があります。公式サイトは「1回払いもリボ払いと同様にご利用日の翌日から利息がかかります」と書いていますが、会員規約の第12条[5]を読むと、利用の翌日から数えるのは1回払いと、リボ払いの第1回目の支払日までの分に限られます。リボ払いの2回目以降は、前回の支払日の翌日から今回の支払日までが計算の対象です。返した直後から次の利息が積み始める、と考えると実態に近くなります。

いくらまで借りられるかという枠の話は、設定と増減額の手続きが別建てになっているのでエポスカードの限度額にまとめました。

1回払いを選べるかは、借り方で決まる

借りる方法は、ATMから現金を引き出す形と、口座に振り込んでもらう形に分かれます。ATM手数料がかかるのは提携CD・ATMを使ったときだけで、1万円以下なら110円、1万円超なら220円(税込)。エポスATMと口座振込は無料です。そのうえで、いくら単位で借りられるかと1回払いを選べるかが、場所ごとに違います。

借りる場所1回あたりの利用単位1回払い
エポスATM1,000円単位選べる
セブン銀行・ローソン銀行・三菱UFJ・三井住友・横浜・北海道・北洋・イオン1,000円単位選べない
ゆうちょ・池田泉州・滋賀・南都・広島・中国・北陸など1万円単位選べる
あいち銀行・鹿児島銀行1,000円単位選べる
E-net・ファミリーマートなどのコンビニATM1万円単位(場所により1,000円単位)一部の場所で選べる
Netキャッシング・電話キャッシング(口座振込)1,000円以上選べる

公式サイトのキャッシングのページは、冒頭に「お借入れは1,000円単位で必要な分だけ」と掲げています。会員規約の第11条[3]も1回あたり1万円を単位とすると定めたうえで、自社ATM・一部の提携CD・ATM・振込の場合は1,000円単位と例外を置いており、どこがその例外なのかはATM一覧の「ご利用単位」の列で確かめられます。3,000円だけ必要という場面でも、身近なコンビニATMで足りる場合が多くあります。なお一覧には、みずほ銀行やりそな銀行、全国の信用金庫など「お借入のみご利用いただける」ATMも別枠で並んでいます。ここは返済に使えません。

1回払いのほうは、公式サイトの中で書き方が揃っていません。返済ページは1回払いが使えるのをエポスATM、Netキャッシング、電話キャッシング、海外キャッシングのみと書いていますが、ATM一覧では表のとおり地方銀行の多くに1回払いの丸が付いています。規約の第11条[4]も「1回払いのご利用は、当社の指定するCD・ATMならびにお申込み方法に限ります」とだけ定めているので、確実に1回払いを指定したいならエポスATMか口座振込を選ぶ、という読み方になります。

表を縦に見ると、少額を借りたいときと1回払いで借りたいときで、選ぶ場所が逆を向きがちなことも分かります。1,000円単位で使える大手のコンビニATMや都市銀行のATMは1回払いに対応せず、1回払いが選べる銀行の多くは1万円単位です。3,000円を1回払いで借りたいなら、規約が1,000円以上と定めている口座振込が確実ということになります。

返し方の幅そのものは広くありません。1回払いで借りたあとに回数を指定して分割へ変える仕組みは楽天カードにはありますが(楽天カードのキャッシング)、エポスカードにあるのはリボ払いと1回払いだけです。1回払いからリボ払いへの変更はでき、その場合は会員規約の第12条[2]により、当初の利用日にリボ払いで利用があったものとみなして利息を計算し直します。

手数料は借りるときだけでなく、返すときにもかかる

費用の説明でつまずきやすいのがここです。公式サイトの利息・手数料ページは「B. 借りるときの手数料」の下に「C. 返すときの手数料」を並べ、エポスATMを除く提携CD・ATMは返すときにも取引金額に応じたATM手数料がかかると書いています。金額は借りるときと同じで、1万円以下なら110円、1万円超なら220円(税込)。会員規約の第12条[10]も、返済受付処理が可能な提携ATMで返済したときの手数料として同じ額を定めています。

つまり繰り上げ返済のためにコンビニATMへ行くたびに、110円か220円の固定費が上乗せされます。しかもその場では見えません。提携金融機関の利用明細には手数料が表示されない、または0円と表示される場合があると公式サイトは書いており、手数料は月々の支払いとあわせて翌月に請求されます。提携CD・ATMではその手数料自体を支払えないため、清算は口座引落しかエポスATM、インターネット返済(ペイジー)、バーコード返済(PAYSLE)を通すことになります。銀行ATMなら、これとは別に金融機関側の時間外手数料が発生することもあります。

手数料に見合うかは、その元金を「あと何日抱えるか」で決まる

リボ払いの増額払いは元金残高そのものを減らすので、浮く利息は入れた月の1回分では終わりません。その元金を抱えていたはずの残り期間ぶん、毎月積み上がります。判断の軸は入れた額の大小ではなく、入れた元金をあと何日抱えずに済むかです。年18.0%の日割りで手数料と釣り合う日数は、手数料×365÷(元金×18.0%)で求められます。

提携ATMに入れる元金ATM手数料手数料と釣り合う残り日数
5,000円110円約45日
10,000円110円約22日
10,001円220円約45日
12,000円220円約37日
20,000円220円約22日
50,000円220円約9日

読み方はこうです。5,000円を入れるなら、その5,000円をあと45日より長く抱える見込みがあるかどうか。返済が2か月以上残っている局面なら、5,000円の増額払いでも110円を上回ります。手数料のほうが大きくなるのは、完済まであとわずかな時期に少額を提携ATMへ入れたときだけです。

引っかかるのは1万円の境目で、1万円ちょうどなら約22日で元が取れるのに、1円超えて220円になると約45日へ倍に伸びます。1万2,000円を入れるつもりなら、2万円まで足すか1万円で止めるほうが効率がよくなります。

手数料がかかるのは提携CD・ATMを使ったときなので、エポスATMが近くにあれば話は済みます。そうでない人にも、ATMに出向かずに多く返す道がもうひとつあります。エポスNetの「増額引落し」で、その月または翌月の口座引落しに増額分を上乗せする方法です。全額の支払いも選べ、ATMを経由しないので110円・220円は発生しません。ただし申し出の締切日が金融機関ごとに決まっており、公式サイトは各変更締切日の23時59分までと案内しています。思い立った日にその場で入れられる増額払いとは、そこが使い分けの分かれ目です。

返済が1回でも遅れると、残りの全額を求められる

費用と並んで重いのが、返済が遅れたときの扱いです。会員規約の第19条[1]は、期限の利益を失って残債務の全額を直ちに支払う場合を列挙しており、その(2)に「キャッシングの返済、または1回払いによるカード利用代金等の支払いを1回でも遅延したとき」が入っています。

遅れたとき買い物のリボ払い・分割払い・2回払い・ボーナス一括払いキャッシングの返済と、買い物の1回払い
全額請求までの手順20日以上の期間を定めた書面での催告が必要催告なしに、当然に期限の利益を失う
猶予催告期間のあいだ1回の遅延で失う

催告と20日以上の猶予が挟まるのは、リボ払い・分割払い・2回払い・ボーナス一括払いのときだけです。第19条1は「カード利用代金等(1回払いによる場合を除く)」と括弧で除いており、通常の翌月一括払いにあたる1回払いは、キャッシングと同じく1回の遅延で期限の利益を失います。買い物か借入かではなく、支払い方法で線が引かれている形です。

そのうえで、遅延損害金の率は買い物か借入かで分かれます。第18条は買い物の代金に年14.6%、キャッシングの返済に年20.0%を定めており、期限の利益を失った日から完済の日まで、残っている元金の全額にこの率がかかります。猶予の有無と率の両方で、キャッシングが重いほうに置かれています。

残高が20万円ある状態で期限の利益を失い、1か月そのままになったとすると、遅延損害金だけで3,287円です。額そのものより重いのは、月々5,000円ずつ返す約束が消えて20万円の一括請求に変わることのほうで、これは翌月の家計で吸収できる性質のものではありません。返す日を1日も外せない、という条件が付いている借入だと考えてください。

同じ3万円でも、借りた日で利息が2割強変わる

エポスカードの締め日は、口座引落しの支払日を4日と27日のどちらにするかで連動して決まります。会員規約の第21条(11)は、毎月の利用締切日を支払日の1か月前の同日と定めており、27日払いを選んだ人は締切日も27日です。この仕組みそのものはエポスカードの締め日で扱いました。買い物なら締め日をまたぐかどうかで支払いまでの猶予が変わるだけですが、キャッシングでは猶予日数がそのまま利息の金額になります。

公式サイトは3万円を新標準コースで借りた場合の利息を、別々のページで2つ出しています。どちらも27日払いで、条件は同じです。

借りた日第1回目までの据置支払い回数利息合計
2015年1月25日(締切日の2日前)33日7回1,692円
2016年4月1日(締切日の5日後)56日7回2,096円

差は404円で、率にすると2割強です。回数はどちらも7回、借入額も返し方も同じで、ちがうのは第1回目までの据置日数だけです。避けられる損というより、23日ぶん長く借りたことへの対価です。

なぜそうなるかを、当サイトで月ごとに計算し直しました。新標準コースは残高5万円までなら月々5,000円で、そこから利息を引いた残りが元金に回ります。

回1月25日に借りた場合4月1日に借りた場合
1回目488円826円
2回目351円393円
3回目318円313円
4回目239円252円
5回目174円179円
6回目97円102円
7回目25円31円
合計1,692円2,096円

分かれるのは初回です。33日分の利息は488円、56日分は826円で、この時点で338円の差が付きます。5,000円のうち元金に回るのが4,512円と4,174円になり、残高が338円高いまま2回目へ持ち越されるので、以降もじりじりと差が残ったまま完済まで進みます。合計404円の内訳は、初回の据置ぶんが338円、元金の減りが遅れたぶんが66円です。

締切日の直前まで待てるなら借入期間が短くなって利息も減り、締切日を過ぎた直後に借りると次の支払日まで最長56日ぶん付きます。とはいえ必要になったときに借りるのが本来の使い方で、日付を合わせるために必要な支出を先延ばしにするほどの差ではありません。この計算は追加の借り入れも繰り上げ返済もしない場合のもので、支払日を27日にしている前提です。

1回払いでも、返済までの日数は28日にも61日にもなる

同じことが1回払いにも起こります。貸付条件表は返済期間を28日から61日(赤いカードは22日から57日)と書いており、借りた日が締切日のどちら側かで倍以上ひらきます。10万円を借りた場合を計算すると、こうなります。

返済までの日数利息
28日1,380円
30日(公式の例)1,479円
61日3,008円

公式サイトが貸付条件表に載せている例は「10万円をご利用いただくと、30日後のお支払いは101,479円」で、真ん中の行がそれにあたります。最短と最長では1,628円ちがい、2.2倍です。ここも同じで、61日のケースは33日ぶん長く借りている計算になります。支払日は締切日に連動して決まるため、1回払いでは利息の額を自分で調整する余地がほとんどありません。

早く返せば利息は減る。ただし当月分の請求は別に来る

リボ払いなら、利用日の当日からコンビニなどのATMで増額払いができると公式サイトは案内しています。効果は小さくありません。先ほどと同じ3万円・7回・1,692円の例に対して、3月5日にコンビニATMで25,000円を増額払いした場合の公式の試算は、支払い回数3回・利息合計569円です。利息は1,123円減り、ATM手数料220円を引いても903円が手元に残ります。25,000円が手数料と釣り合う残り日数は約18日ですが、この例では完済が4回ぶん早まっており、220円をはるかに上回っています。

一方で、増額払いをしても月々の請求が消えるわけではありません。会員規約の第12条[6]bは、増額支払金を払った場合も「直後に訪れるお支払日にも返済金をお支払いいただきます」と定めています。まとまった額を入れた月も、その月の引落しは原則として別にかかるので、口座の残高を空にしてから増額払いに回すと支払日に足りなくなります。公式サイトは入金日によっては当月のお支払い分に充当される場合があるとも添えていますが、あくまで例外の扱いです。

1回払いで借りた分には制約が2つあります。まず、繰り上げて返す場所が限られます。公式サイトは提携ATMでの返済について「お支払いの際、一回払い分はご利用いただけません」と明記しており、1回払い分を払えるのはエポスATM、インターネット返済(ペイジー)、バーコード返済(PAYSLE)の3つです。コンビニATMや銀行ATMは増額払いも全額払いもリボ払い分だけが対象になります。もうひとつは第12条[6]aで、「1回払いの繰り上げ返済については、一部入金はできません」と定めており、途中まで返して残りを支払日に、という分け方ができません。先に支払いたい契約をリボ払いに変更してから増額払いをする、という手順が公式サイトの案内です。

返す速さそのものが止まる場面もあります。第12条[7]は、利息が所定の返済金を上回る場合には利息の全額を支払うと定めています。月々の支払額が利息とほぼ同じ水準になると、払っても元金がほとんど減らない状態です。

ただしこれは、自分で支払額を決めている人に限った心配です。利息を下回る金額での支払いはできないと定めているのは第12条1で、その対象は返済方式を定額コース(支払額指定払い)に変更または指定した会員です。新標準コースのような残高スライドの方式では、月々の額が残高に応じて自動で決まるため、会員が下げることはできません。定額コースにも規約側の下限があり、キャッシングの利用可能枠が20万円以上なら5,000円は選べず、30万円以上なら10,000円以下、99万円なら25,000円以下は選べないと定められています。枠が大きい人ほど、支払額を低いまま据え置くこと自体ができない仕組みです。

返す場所によって、できることが変わる

返済の窓口はいくつもありますが、どこでも同じことができるわけではありません。口座引落しを使っている場合、その月の請求分にあたる「月づきのお支払い」を入れられるのは、エポスATM、インターネット返済(ペイジー)、コンビニのレジで使うバーコード返済(PAYSLE)の3つです。

返済の場所月づきのお支払い(口座引落しの場合)早め多めのリボ増額払い
エポスATMできるできる
インターネット返済(ペイジー)できるできる
バーコード返済(PAYSLE)できるできる
セブン銀行・ローソン銀行・E-netなどのコンビニATMできないできる
ゆうちょ・イオン・三菱UFJ・三井住友ほかの銀行ATMできないできる

コンビニATMや銀行ATMでできるのは早め多めの増額払いと全額払いで、口座引落しに間に合わなかった分をそこで払う、という使い方は想定されていません。例外は口座引落しを使わないご持参払いを選んでいる場合で、請求額が確定したあとの期間に限り、コンビニATM・銀行ATMでも月々のリボの支払い分を入れられると公式サイトの別の表が示しています。ただしこのときも1回払い分は対象外のままです。

返済単位も場所ごとに違います。1円単位で入れられるのはエポスATMとペイジー。三菱UFJ・三井住友・横浜・北海道・北洋の5行のATMも1円単位と書かれていますが、銀行の営業時間外にあたる土日祝日と平日8時45分より前・18時以降、それに支店の外にあるATMでは千円単位です。コンビニATMはすべて千円単位で、池田泉州銀行とPatSatは1万円単位。残高をぴったり0円にする全額払いをATMでしたい場合、公式サイトが挙げているのは三菱UFJ・三井住友・横浜・北海道の営業時間内かつ支店内のATMで、返済単位が1円の5行のうち北洋銀行はここに入っていません。

引落日の直前に払うと、2重払いになる

口座引落しを使っている人には、払い方に気をつける期間があります。公式サイトの返済タイミング表は、引落日のおよそ10日前から引落日までを口座振替の請求期間として扱っています。27日引落しの例では10月21日ごろから10月27日までで、この間にエポスATMで払うと、どの方法でも「口振請求分と2重払いになります」と明記されています。ペイジーは分かれており、2重払いになるのは月づきのお支払いを入れたときで、全額払いと増額払いなら口振請求分を除いた金額を払える扱いです。コンビニATMや銀行ATMも、この期間は口座振替の請求分を除いた金額が表示されます。

期間の終わりも分かりにくくなっています。口座振替の請求期間が終わるのは引落日ではなく、金融機関からの入金データが届いた日で、到着の時期は金融機関によって違うため、引落日を過ぎても支払いができない場合があると公式サイトは書いています。なお、キャッシングとショッピングの月々の支払い分は別々には払えず、片方だけを先に清算する使い方もできません。

海外キャッシングは全て1回払い

海外のATMで現地通貨を引き出す使い方もあります。VisaまたはPLUSのマークがあるATMを使い、利用はすべて1回払いになりますが、両替と比べたときの損得や換算レートの決まり方、出発前に必要な設定は国内と事情が違うので、エポスカードの海外キャッシングで別に扱いました。

借りる前に確かめておきたいこと

貸金業法は2010年6月の改正で、年収の3分の1を超える貸付を禁止しました。公式サイトはこれを受けて、エポスカードを含む貸金業者からの無担保の借入は総借入額が年収の3分の1以内になると説明しています。他社の借入も合わせた総額で見る決まりなので、自分の枠が空いていても使えないことがあります。

公式サイトが年収や勤務先の再登録を呼びかけているのもこの流れです。会員規約の第21条(4)は、貸金業法などに基づいて収入額の申告や収入証明の提出を求めた場合、所定の期間内に応じないとカードの利用を停止または制限することがあると定めています。放置すると買い物のほうまで使えなくなるので、勤務先が変わった、学生から社会人になった、パートやアルバイトを始めたといった変化があるなら先に直しておくほうが影響は小さくて済みます。

この使い方なら、キャッシングは向かない

ここまでの条件を、判断しやすい形に裏返しておきます。

完済まであとわずかな残高に、少額を提携ATMで入れていく使い方は効率がよくありません。抱える日数が短いほど浮く利息は小さくなり、1回110円か220円の手数料に届かなくなります。この局面なら、手数料のかからないエポスATMか、口座引落しに上乗せする増額引落しに寄せるほうが総額は小さくなります。残高をまだ数か月抱える見込みがあるなら逆で、提携ATMの手数料を払っても増額払いのほうが有利です。

定額コースで月々の支払額を下げ、長く返していくやり方も、この金利では負担が増えます。年18.0%は残高に対してかかるので、支払額を下げるほど元金の減りが遅くなり、利息が支払額を上回れば元金は減りません。完済の見通しが立たないまま残高を持ち続ける形になります。

そして返済日を1日も外せない事情があるなら、この商品は選択肢から外してください。買い物のリボ払いや分割払いなら書面での催告と20日以上の猶予がありますが、キャッシングの返済は1回の遅延で残りの全額を求められ、遅延損害金の率も年20.0%と高いほうです。

逆に、枠は持っているが実際には引き出さない、という付き合い方をするのであれば、ここまでの条件が効いてくる場面はありません。枠を0円にしておく方法や増減額の手続きはエポスカードの限度額にまとめています。カードの申し込み条件や年会費はエポスカードの公式サイトで確認できます。

貸付条件表の末尾に置かれている言葉が、この商品の性格をよく表しています。クレジットはあなたの信用です。利用は無理なく計画的に。

よくある質問

自分のリボ払いのコースはどこで確認できますか?

エポスNetにログインして確認します。公式サイトは、リボ払いのコースは会員によって異なると案内しており、カードを見ても書かれていません。挙げられているのは残高スライド元利定額の新標準コースと、月々の支払いを定額にしている定額コースで、新標準コースの対象は2008年10月1日以降に入会した会員と、同じ日以降に利用可能枠が増額となった会員です。支払いの途中でもコースは変更できますが、月々の支払額を下げれば完済までの回数が増え、そのぶん利息の合計も増えます。

収入証明書類の提出を求められるのは、どんなときですか?

公式サイトは提出が義務付けられる場合を2つ挙げています。エポスカードのキャッシング利用可能枠と他の貸金業者からの総借入額が合わせて100万円を超えるとき、そして1社の利用可能枠が50万円を超えるときです。後者に当てはまる場合、利用している貸金業者それぞれに提出が必要になります。書類として挙げられているのは源泉徴収票、直近2か月分以上の給与明細書、確定申告書、年金通知書、納税通知書、所得証明書などです。貸金業法にもとづく手続きなので、枠を大きく設定するつもりなら提出を前提に考えておくことになります。

リボ払いにすると、利用代金明細書は毎月届きますか?

届きません。公式サイトは、リボ払いと分割払いを利用した場合は第1回目の支払日の前に利用代金明細書を送るが、2回目の支払日以降は送らないので大切に保管してほしいと案内しています。残高がいくら残っているかを毎月紙で受け取れるわけではないので、返済の途中経過はエポスNetで確認することになります。

本記事の情報は各カード会社の公式サイト・規約をもとに作成しています(2026年9月時点)。 年会費・ポイント・保険などの条件や規約は予告なく改定されることがあります。

最新の情報は各カードの公式サイトで必ずご確認ください。 公式サイト: エポスカード

エポスカード 公式サイトへ